マッチングアプリ

マッチングアプリ体験談!マルチ商法の勧誘にうっかり乗ってしまう話

こんにちは、はるきんです!

皆さんはマッチングアプリをやったことありますか?

マッチングアプリでは、たくさんの人と出会えて楽しい面もありますが、中には怪しい宗教やマルチ商法の勧誘をされてしまうこともあるよう。

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今回は、マッチングアプリでマルチ商法の勧誘を受けたことがあるAさん(20代女性)に体験談をお聞きしました。
マルチ商法と気づかずにうっかり入会することがないよう、気をつける方法を考えていきましょう。

 

マッチングアプリで見つけたリッチな男性

はるきん
今回お話ししてくださるのは、どんな男性とのエピソードでしょうか?
女性体験者さん
20代後半にして、年収800万円の個人事業主(自営業)の男性でした
はるきん
おお、それは結構なハイスペ男性ですねえ
女性体験者さん
都心部では比較的多いかもしれませんが、私の住んでいる地域で若くして800万円稼いでいるのは珍しいなと思いました

婚活に励むAさんがマッチングアプリを始めたきっかけは、婚活パーティーや街コンでの出会いに限界を感じたため。
一度に10〜20人と出会えますが、これは学校の1クラスの人数程度。
効率が悪いなあと思いました。

そこで、登録者数・数十万人といわれるマッチングアプリに登録。
圧倒的に多くの男性と出会えるマッチングアプリに魅力を感じたそうです。

マッチングアプリでは、色々な男性とマッチングできました。
その中で印象に残っているのは、ゴージャスなホテルの一室で足を組み、ポーズを決めている男性。
カッコ良くはありませんが、ゴージャスな写真が目を引きました。

プロフィールを見てみると、20代で年収800万円の個人事業主(自営業)とのこと。

女性体験者さん
20代で自営業をされているなんてすごいなあと思いました。
はるきん
なかなかいない存在ですね!そんな男性と出会えるのがマッチングアプリの良いところなんですよねえ

 

彼とのデートで早速!?

当時、Aさんは決まった給料しかもらえない仕事に物足りなさがあり、自分で事業を立ち上げている人に憧れていました。
そのため、イイねをくれた彼とメッセージでやりとりすることになったのです。

通常、メッセージを始めてから実際に会うまで、1週間以上はかかることがほとんど。
ですがこの彼とのやりとりはかなり速いテンポで進み、マッチングしたその日に会う約束までできました。

はるぱん
マッチングしたその日に約束!?スピード感がありますね!
女性体験者さん
早いですよね!こんなすぐに会う約束をした人は、彼が最初で最後でした(笑)

そして、初デート当日。ファッションビル内の待合わせ場所に来た彼は、黒いスーツを着た、素朴な笑顔の好青年。
20代後半とのことでしたが、もう少し年上に見えるルックスでした。

「初めまして!今日は会ってくれてありがとね。さっそくだけどお店に入ろうか!」

挨拶を済ませたあとは適当な店で食事をすることに。

私は彼の仕事に興味があったため、
「個人事業主って何ですか?」
「起業しているなんてすごいですね!」
などと積極的に質問。

彼は自分の仕事のことを分かりやすく教えてくれ、話は弾みます。

いつの間にかAさんは、彼に仕事への不満や将来への不安を打ち明けていました。

そして、

「普通の会社に勤めているのでは、なかなか給料は上らないよね。
頑張れば頑張っただけ稼げるようになったら、経済的にも時間的にも豊かになれる。
例えばお金も時間も気にせず、仲間と気ままに空港に集まって、その場で行き先を決めて海外に飛ぶ、なんてできたら最高じゃない?

「僕は将来、日本の子ども達に貢献するために、大きな教育施設を作りたいんだ。
地域の子ども達が健やかに成長できるために、皆んなに教育施設を使ってもらいたいんだ。
たくさんの資産があれば、安い値段で使ってもらうための運営資金に充てられるでしょ。

僕は奥さんとなる人と一緒に仕事をして、いずれは奥さんに秘書になってもらいたいんだ。

彼は会社に依存することのリスク経済的自由・時間的自由を手に入れた壮大なイメージを語ってくれました。

現状を変えたかった私は彼の話に魅力を感じ、誘われるがままに無料のセミナーに参加することに。

はるきん
おおっとAさん!?大丈夫なんですか!?
はるぱん
警戒心が無さすぎじゃないですか!(笑)
女性体験者さん
自分で言うのもなんですけど、流されすぎですよね(笑)

 

誘われるがまま参加したセミナーで

会場の中に入ると、彼は仲間達に私を紹介してくれました。

皆んな気さくに挨拶をしてくれるし、愛想がいい。

だけど、何となく胡散臭さや違和感が。

セミナーでは、その会社で扱っている商品やサービスの話などを聞きました。
主にBtoBの会社で、エステサロンや結婚式会場などに、化粧品やAIサービスなどの営業をしに行くのがメインだとのこと。

商品やサービスはまともだけど、何か普通じゃないな、と感じました。
しかし、何かで
「一つ上のステージに上がる時は、どうしても違和感がつきもの」
とどこかで聞いていたAさん。

とにかく現状打破したかったAさんは、一歩進むためにも契約してみることに決めました。

はるきん
自分の意思で契約されたんですね・・・!
女性体験者さん
はい、何となく関係者の人たちに違和感を感じましたが、商品やサービスはちゃんとしたモノだし面白そうと思ったんですよ。
はるぱん
なるほど、思い切りましたね!Aさんの思い切りの良さが心配です!

 

やっと気づいたマルチ商法(笑)

契約後は、商品やサービスの勉強、夢や目標を現実にするためのワークなど、オンラインで色々と講義してくれ、思った以上に学びが深く有意義な時間になりました。

そして、あっという間に一週間が過ぎた頃。

”勧誘”の方法について講義を受けました。

私も彼に”勧誘”されて入った身だと自覚はしていましたが、なんせ彼は成功者
私はまだ結果も何も出していない人間。

”自分が結果を出していないのに、誰かを勧誘しなきゃいけないの・・・?”

すごい違和感を感じ、それまで素直に従っていたAさんは急に抵抗を感じるようになりました。

はるぱん
ここでやっと気づいたんですね
はるきん
ストレートに言わせてもらいます、遅いですね!(笑)
女性体験者さん
何も言えません・・・(笑)

 

「成功も何もしていない私に”勧誘”されて、その気になる人なんているの?」

「最初に入会費などで10万円もかかる。セミナー代も高いらしい。私は責任が持てるの?」

「周りの人に不信感を持たれない・・・?」

 

様々な考えが巡り、不安になってきました。

そこで、私は信頼のできる知人に相談。

知人は、
「それマルチ商法ですよ!?マルチ商法は犯罪ではないし、あなたが良いなら良いけど、周りの人からの信頼は失ってしまう可能性が高いんです」
と半分怒りながら諭してくれました。

自分でも色々と調べ、この会社が「ネットワークビジネス」というビジネス形態を取っていることが判明。
講義で聞いていたことと違いました。

世間知らずで突っ走ってしまいがちなAさんは、やっと「これはマルチ商法ってやつだ」と自覚。
抱いた違和感や抵抗はこれだったんだと思いました。

そして、Aさんは早急にクーリングオフをします。

しかしなんと。

会社にクーリングオフの申請をしても封書が返ってきてしまうではありませんか。
それも2回も。

幹部にメールもしましたが、返事は来ません。

マルチ商法自体は合法であり、Aさんはこのビジネス形態に共感できなかっただけで、すぐに辞めてしまったことに申し訳なさを感じていました。
が、クーリングオフを受け付けないことは明らかに違法です。

すでに10万円を納めていたAさんは怒り震盪。


不誠実すぎる!!

絶対返金させてやる〜!!!

と悔しさMAX!

すぐに訴える方法を調べ、弁護士に訴える時にも通るような文面を考えて幹部にメールを送信。

今までのへりくだった文面とは明らかに違うAさんのメールに、幹部も察したのか、やっと対応してくれるようになりました。
電話で話そうなどとも言われましたが、記録が残らないため拒否。

全てメールと書類でやりとりを行い、何とか返金してもらうことに。

クーリングオフの封書が返ってきてしまった時にはかなり焦りましたが、無事に返金してもらったことで胸をなでおろしました。

はるきん
一件落着・・・!
はるぱん
よ、良かった〜!無事に返してもらえたんですね!
女性体験者さん
最初は焦りましたよ、でも私の強気の姿勢が伝わったんでしょうね(笑)
はるきん
なかなかここまで行動できる人はいませんよ。Aさんの気が強くて良かったです(笑)

 

マルチ商法の彼とのその後

稼げる仕事をしたい、資産を築きたい、と思いつつも1週間で解約してしまったAさん。
”奥さんを秘書にしたい”という彼とはどうなったんでしょうか?

Aさんが「このビジネスはやっぱり合わない、申し訳ないけど辞めます」と連絡した時に、彼からすぐに電話が来ました。
でも、電話で説得されたら流されてしまいそうだったAさんは、着信を無視。
彼のことを嫌いになった訳ではありませんが、あまり深い付き合いはできないなあと思いました。

はるきん
マルチ商法だと分かった時は、やっぱりショックでしたか?
女性体験者さん
うーん。私が思うに、マルチ商法を続ける人は純粋で素直な人が多いです。
胡散臭いだけで合法だし、彼の奥さんを秘書にしたいという気持ちは本心だったと思うので、ショックを受けるほどではなかったですね。

 

誤解されがちなことですが、そもそもマルチ商法というビジネス形態は合法です。マルチ商法自体が悪いわけではありません。

ただ、本来恋人や結婚相手探しをすることが目的であるマッチングアプリで勧誘をすることは、相手の期待や時間を無駄にしてしまう自己中心的な行為ですよね。

マッチングアプリの公式ルールにも、勧誘は禁止としているところが多いです。

Aさんが入会した会社の契約書にも、”出会い系サイトなどでの勧誘は禁止”と書かれていたそう。

彼は最後までとても良い人ではありましたが、「あれ、あの彼はもしかしてルール違反をしてマッチングアプリをしていた?」と気づいた時はとても複雑な気持ちになりました。

はるきん
マルチ商法の会社も、出会い系での勧誘は推奨していないんですね
はるぱん
だったら余計、その彼は不誠実なんじゃないですか!
女性体験者さん
残念ながらそうですねえ。
やっぱり男女の出会いが目的じゃないなら、利用しないでほしいですね。

ちなみに僕も、奥さんとマッチングアプリで出会う前にはマルチ商法の彼女との切ない恋愛をしたことがあります。

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まとめ

マッチングアプリでは、マルチ商法の勧誘に気をつけましょう。ごく少数ですが、一定数潜んでいます。

・メッセージのやりとりや、実際に会った時の”違和感”を気のせいにしない。だいたい当たってます!(笑)

マルチ商法の勧誘の見分け方としては、以下のようなポイントがあります。

・大人数で写っているイベントの写真をプロフィールに載せている

・リッチでリア充な感じの写真を載せている

・年齢の割に年収が高め

・メッセージのやりとりで、特定のワード「幸福・自由・人生一度きり・ビジネス・高収入・ご縁・夢・成功・不労所得・感謝」を多用してくる

・「今の生活に満足してる?」などの質問をして、不満を引き出そうとしてくる

・イベントやセミナーに誘ってくる

 

・ただし!上記の特徴が一つあるからといって、必ずしもマルチ商法の会員というわけではありません。複数の視点から考えて判断していきましょう。

・今回はマッチングアプリでマルチ商法に引っかかってしまった体験談をお聞きしましたが、勧誘目的の人は一握り。
純粋に出会いを求めている男女の方が圧倒的に多く、勧誘を見分けることさえできれば、僕と奥さんみたいに幸せな出会いがあります。

よかったら3ナイ非モテ男子だった僕のストーリーを読んでみてくださいね。

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